対象:小学校低学年
ジャンル:ミステリー(2011年エドガー賞 児童書部門受賞作品)
書評 by Moeさん
Kingの飼い主がいなくなって、KingはP-O-U-N-Dに入れられてします。(poundとは、シェルターのことですが、犬たちが綴りを言うのは、言うのがはばかられる言葉だからです)。
そこでKingは新しい家族に飼われることになります。その家族とはConorと母で、KingのことをBuddyと呼びます。ところが、Conorがいなくなってしまいます・・・。
これは犬(King)の目線から書かれています。そこで、匂いなどで、事件を解決しています。また、人間のことをJelly DonutやPeanut Butter Womenなど、匂いで読んでいるのも面白いです。KingがI LOVE 「○○○」とよく使うのも、犬らしくておかしいです。会話文も易しく、読みやすいので、ぜひ読んでみてください。
渡辺のメモ
本書は、2011年エドガー賞の児童書部門の受賞作品です。
犬のBuddy(Kingが本当の名前ですが、新しい飼い主にこう名付けられます)が事件を解決しようとするThe Buddy Filesシリーズは、小学校低学年の子どもたちにとっては、ちょうどよい「ミステリー入門書」ですし、英語での多読を始めたばかりの大人にもおすすめです。
コメント
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