レベル:Grade4-6(小学校4−6年生)レベル
by Moeさんノルウェイ出身の、片腕をなくした父やたくましい母について、Dahlはいきいきと語っています。
『片腕がないことでこまるのは、ゆで卵の頭を切ることだけだ。』という言葉で、Dahlの父に私は興味を持ちました。 Dahlが小学校に通っていたころのエピソードには、彼の作品の『悪い』キャラクターをイメージさせられるような人がたくさん出て来ます。また、駄菓子屋のお菓子用ケースにネズミを入れるなど、いたずら好きなDahlが主人公のように感じました。
この本を読めば、必ずDahlの作品に、隠された深い意味が分かります。また、写真や手紙など、この本をより一層楽しめる物もあります。Dahlの自伝は、展開が早く、驚くような思い出がぎっしり詰まっているので、どちらかといえばお話のようにも感じます。続編のGoing Soloも早く読んでみたくなります。
渡辺のメモ大人が読んでも面白い本です。もえさんとのディスカッションを楽しませていただきました。
大人の方は、洋書ファンクラブのレビューもどうぞ。
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