あけましておめでとうございます。
昨年は、みなさまに支えられ、人との繋がりのありがたさを実感した1年でした。
また、いろいろな面で子供時代からの夢がかなった年でもありました。
5歳のときから読み始めた『少年少女世界の名作文学』で読書と海外文学の虜になった私にとって、大好きな本の数々をご紹介できる『ジャンル別 洋書ベスト500』を書くことは、胸躍る体験でした。 私を信じて全面的に選択を任せてくださったコスモピア社の方々には、言い尽くせないほど感謝をしております。
そして、『ジャンル別 洋書ベスト500』やブログ「洋書ファンクラブ」で洋書や海外文学のファンになってくださった方が増えたのも嬉しい年でした。それらの方々の熱心なブログ記事やツイートで、新たに本好きが増えてゆくことを心から願っています。
もうひとつ夢の話です。
現実よりも本の世界で生きていたような子供時代の私にとって、名作文学に登場する異国や子ども百科事典に出てくる動植物を実際に体験するのが将来の夢でした。ガラパゴス諸島、マチュピチュを含めたペルー、トスカーナとベニス、南極を旅行できた2013年は、私にとって忘れられない年になりました。
ヨチヨチ歩きで、よく転ぶペンギンが高い山の頂上に登ってゆくのを見て、「才能がさほどなくても、不器用でも、行きたい場所に向かって歩みを進めれば、いつかはたどり着けるものなのかもしれない」と感慨を新たにしたのでした。
また、旧年には、多くの出会いもありました。
ツイッターやフェイスブックだけでの知り合いと、実際に会うことができたのも嬉しいことでした。 これらの素晴らしい方々と、また新たに何か面白いことに挑戦できれば嬉しいと思っています。
人生の折り返し地点をすでに通過してしまった私にとって、これからの時間は、ほんの少しでも「だれかの役に立つこと」と「だれかに楽しんでもらえること」、そして何よりも「自分自身が楽しめること」のために費やしたいと思っています。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。
2014年元旦
渡辺由佳里
アリゾナさま
こちらこそ、ずっとブログを応援していただき感謝しております。
2008年末に名もなきブログでスタートしたものが、5年後に本になったのは、奇跡的なことだと思っています。この奇跡を作ってくださったのは、読者の方々です。
今年もこの感謝を忘れずに「楽しく」やってゆきたいと思っています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
投稿情報: 渡辺由佳里 | 2014年1 月 5日 (日) 06:55
由佳里さん、
昨年は、由佳里さんの本を読ませていただいたり、
ブログのクイズに参加したりと、楽しませていただきました。娘もだんだん洋書ファンクラブに紹介されている本を読める年齢に近づいてきたので、これからも由佳里さんの
ブログと本を繰り返し読ませていただきたいと思います。これからも、楽しい知的な刺激を与え続けてください。
投稿情報: アリゾナ | 2014年1 月 2日 (木) 22:40