2004年ごろだと思うのですが、夫がエアロスミスを取材した関係でfriends & family席と呼ばれるステージ前の特等席でライブを観たことがあります。そのときの前座はなんとチープトリック。私はファンではありませんでしたが、青春時代に流行ったバンドですから懐かしさいっぱい。
しかし困ったのは私の席。リードボーカルのRobin Zanderが私の姿を見つけたとき、キラリと目が輝いたのです。それから何度もこちらに笑顔を送り込むので「まずいな...」と焦っていたら、"I Want You to Want Me"では完璧に私に視線を合わせちゃうのですよ。ファンは合唱してるけれども私は歌詞覚えてないもんねー。冷や汗たらたら....。これほど「ありがためいわく」だったことありません。
Zanderが私にこれだけのサービスをしてくれた理由は、アメリカではそこそこしか売れていなかったチープトリックをスーパースターにしたのが、私の年代の日本人ファンだったからです。1978年の「At Budokan 」は、どの音楽雑誌でも「Top 50 ライブアルバム」に入るクラシックになっています。
そういえば私が若かった頃は、ロッカーの間でTokyoとかJapanは幸運のお守りみたいなものでした。クィーンの場合もチープトリックのように日本が彼らを有名にしましたし、ディープ・パープルの最も優れたライブアルバムは日本ツアーを録音したLive in Japanです。当時のエキゾチックな女性はWoman from Tokyoと日本人女性...。「日本に行って成功し、謎の日本人女性と知り合って歌にしたい!」というのが世界のロッカーの夢だったなんて、すごいと思いませんか?
Amazon.comの"The 100 Greatest Live Album of All Time"のリストを見ていて、そんなことを思い出しました。
こんにちはNemoさん。
Robinがステージの上から私のほうにかがみこんでキラキラおめめで「I want you to want me.」と歌い始めたときには、「いや私はあの、その、...」と突然いい訳したい衝動にかられましたよ
でも嬉しいことは嬉しかったですが..
私はDavid Bowieのファンなのですが、昔、彼が京都に来たときに私がよく行くライブハウスに観客として来てたらしいんですね。それを友達から聞いてどんなに悔しかったか....。「なぜ私がいるときにしてくれなかったの〜」という感じでした。たいていそんなもんですよね。どうでもいい人としかそういうチャンスはない。水泳の北島選手とすれ違ったときに視線が合ったのですが、私はファンではなかったので「このおばさんはサイン求めませんから、心配しないでください〜」とテレパシーを送りました。伝わったかなぁ?
それにしても結婚しちゃうほどのグルーピーってのはすごいですね。私ならDavid Bowieから求婚されていたとしても「I'm not worthy! (Wayne's Worldのノリで)」と辞退させていただいたと思います。あんなに痩せてる人と毎日顔を合わせてたら生きるの嫌になりそうですしね
投稿情報: 渡辺 | 2009年10 月21日 (水) 05:33
ゆかりさん、こんにちは!
そんなことがおありだったとは!!
私もファンじゃありませんでしたが、Cheap TrickのRobinからキラリンビームを送られていたとは、素晴らしい経験をなさったんですね~。
中学時代の同級生が彼の大ファンでしたので、これを知ったら地団駄踏むかもしれません。(笑)
Queenの日本びいきも聞いていますし、何と言ってもBCRのレスリー(でしたっけ?)に至っては、日本人グルーピーの女性をお嫁さんにされたと聞いています。
それから遅ればせながら、今頃気づいたのですが、
貴洋書ブログにて弊ブログをおすすめにご紹介下さって、こんな光栄なことはございません。ありがとうございます。
ゆかりさんのブログからハイレベルな読者の皆様方がお越しいただいたときに
“何じゃ、こりゃー?”と、ゆかりさんの見識が疑われないようなブログを運営せねばと心がけます。(時すでに遅しか。。。orz)
投稿情報: Nemo | 2009年10 月20日 (火) 22:05