このごろずっとブログを怠けているのは、単にレイジーだという理由もあるけれど、雑用に埋もれていたという(ちゃんとした)言い訳もある。
Thanksgivingには、姑と舅、そして甥ふたりをNantucketの家に招いたし、クリスマスのプレゼント購入と調理もあったし、主婦としては一応果たす義務があったのである。
とはいえ、Thanksgivingに七面鳥をローストする義務は果たさなかった。料理は決して嫌いではないし、私の家族は外食よりも私の家庭料理のほうが好きだというのだが、アメリカ人の好みに合わせてThanksgivingのディナーを料理するのは想像しただけで気が滅入る。だいたい味の好みがまったく違うのだから。
そういうわけで私は最初からレストランに予約を取った。ナンタケット島に多い気取った有名レストランではなく、地元の者が気楽に集まる「Fairground」というレストランだ。去年も私たち3人はここでThanksgivingのディナーを摂ったのだが、ビュッフェスタイルなので、みんな勝手に好きなものを好きなだけ食べればよい。これほど気楽なThanksgiving はない。
後で知ったのは、次期副大統領のジョー・バイデンも過去30年以上このFairgroundのThanksgivingのディナーを食べていたということだ。さすがに今年はボディガードつきで裏口からやってきてテイクアウトにしたらしいが、「知っていたら裏口で待っていたのに…」と残念無念だった。それにしても、Fairgroundがお気に入りだなんて、本当に庶民的な人だ。共和党の舅と姑も次期副大統領と同じThanksgivingのディナーを摂ったのはうれしかったようだ。来年もFairgroundに招待したら4年後はオバマ/バイデンに投票してくれるだろうか?
コメント