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2010/10/03

コメント

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渡辺由佳里

私の場合は、自分に返ってくるのが怖いという...(笑)

実は、出版社などからレビューを頼まれて、「あまり良いことを書けませんがそれでもいいですか?」と訊ね、結局書かないことにしたものがけっこうあります。
また、著者に会って一緒に写真も撮ったけれど、会話と読書のあとであまり褒めることができない場合に、悩んだあげく書くことそのものをやめたり。

こういった感じで、読んだけれどここでご紹介していないものは、けっこう沢山あります。

ちょこ

なるほど。
私のGoodreadsでの評価は本当に勝手です。
いつも自分じゃ書けないのにこんなこと書いて!と思いつつ、
ときにはなかなか酷いことも書いています。
すごく期待して読んでがっかりしたときは、ただの憂さ晴らしのこともあるかも。ちょっと反省。

渡辺由佳里

ちょこさん、
感想どうもありがとうございます。

私は、自分が文章を書く立場の人なんで、アマゾンでもGoodreadsでも十分楽しめたら多少の欠陥があっても星は5つあげる人なんです。それで「まだまだ改善の余地があるけれど、楽しめた」が4くらい。

作者が頑張って書いたと分かるもので、「駄目だ」と思った本は(超有名作家で過大評価されていて、手を抜いていると感じる場合は別ですが)、悪い評価は書かないタイプです。だって、可哀想ですからね。でも(かっこ)内のような場合は、「ゴミ箱入り」として酷いことも書きます(笑)

ちょこ

私にとって初めてのカズオ・イシグロ作品でした。思ってたよりもずっと読みやすくてびっくり。
本を読んでから渡辺さんのレビュー(「ここが魅力」の部分)を読みましたが、ものすごくしっくりきました。同じように感じていても、こうやって言葉に表せるのはすごいです。(私はとても苦手。だから読書が好きなのかも。)

ラストのシーンが好きで、Goodreads.comでは星4つに格上げしました。

渡辺由佳里

こんにちは、点子さん。

私の姑も点子さんと同様の意見です。もしかして、趣味が似ているのかも。

映画は少々メロドラマチックなようです。評論家の意見ですが。

点子

こんにちは。ご無沙汰しています。
カズオ・イシグロは大好きですが、この作品はちょっと私は苦手でした。でも映画化されたのなら、原作との違いなどもきっとあるでしょうから、ぜひ見てみたいです!

渡辺由佳里

こんにちは、BigSさん。

映画はまだ始まったばかりで、しかも大きな映画館ではまだのようです。私は近くに来るのを待っています。映画の情報を見ましたが、作者も気に入っているようですから、良い作品になっていると思います。

BigS

始めまして。これは近年、私が一番心を打たれた本です。現実とは異なる世界のストーリーなのに、三人の登場人物の心模様に心から同感してしまいます。映画は、監督も脚本家も原作に深く共感して制作したそうで、監督は原作者が日本人なので、「わびさび」についても勉強したとか.....10月末の東京国際映画祭で映画を見られるのでとても楽しみです。そちらでの映画の評判はいかがでしょう?

渡辺由佳里

こんにちはjustさん。

そうですね。私もThe Remains of the Dayと並んで好きです。
ノーベル文学賞候補に上がらないのは、まだ若いからかも。下らない作家も沢山候補になっていますから、ノーベル文学賞ってどうなのかな?なんて思う事がよくあります。

Just

そうですか、お姑さんはお嫌いですか。私の知り合いの米国人娘(かなりの読書家)も一言"Weird."。やはり、「現実のパラレルワールド」をすんなり受け入れれるかどうかで好き嫌いが分かれるのかもしれませんね。この意味で、Doner, Carerは村上春樹「1Q84」のドータ、リトルピープルを彷彿とさせます。私は本作は"The Remains of the Day"と並ぶイシグロの最高傑作と思っており、早く映画が見たいです。ところで、イシグロはどうしてノーベル文学賞候補に入らないのでしょうか。

渡辺由佳里

こんにちは。
この本が出版されてすぐに姑に贈ったのです。彼女は読んだ本を手元には置かない人なので、読み終わると箱に詰めて送り返してくれるのですが、このNever Let Me Goは「面白くなかった」という感想とともに誰かにあげちゃったみたいなのです。

ハードカバーを2冊も買うのが悔しくて今まで読まなかったのですが、読んで良かったです。

姑がこの本を嫌いだったのは、SFとかちょっとでも風変わりな小説が嫌いなタイプだからです。いつも同じタイプの本ばかりだとつまらないと思うのですが、それは私の余計なお世話です(笑)

これはKindleで読みました。

アリゾナ

読んでないのですが、昨年図書館で購入しました。映画画公開されるにあたり、映画のシーンや女優さんの写真を添付してディスプレーしたところ、本はまたすぐ貸し出されました。映画化された原作は、やはり生徒たちの間でも人気ですね。ただ、これは、イギリス映画(?)だからか、返却に来た生徒に、映画化されたね、というと、知らなかったみたいで、じゃあ、図書館で本をもっと宣伝しなきゃ、という気持ちになりました。

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