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2011年1 月 8日 (土)

コメント

まつもとさん、

包括で書籍のラインナップを整える、という点ではおおいに納得です。

ソーシャルリーディングについても、「誘う機能」のひとつとしては良いと思っています。

ただ、日本の業界プレーヤーの方々が目指している電子書籍の成功のモデルというか、そういったものに、「読者」としての私がまったく魅力を感じなかったのが残念でした。
Kindleは、最初高かったし、機能も原始的でしたが、それでも「これは便利そうだ。欲しい!」と思わせました。本好きを誘惑する方法を知っていたのです。

なんやかやいって、アマゾンは「本好き」の心理を恐ろしいほど理解しています。創業のきっかけにしても、Kindleにしても。それが彼らの成功の秘密だと私は思っています。それが欠けていると、やはり本当の本好きを魅了できない。本当の本好きを魅了できない本の世界は、やはり消えて行くか、まったく別のものになってしまうだろうと思うのです。

私が最も共感を覚えたのは、「文化通信」の星野氏の意見です。特に「電子書籍は横組でもよい」という部分です。登場する方々の中では、最も「本好き」の心理を理解されていると思いました。

全体的に、まつもとさんの情熱やエネルギーが伝わってくるのが素晴らしいと思いました。


書評有り難うございました!

プラットフォーム運営者からすると、「どうしても読みたいもの」を一本釣りしていくのは効率が悪いですし、また出版社はそれを嫌います。Amazon Kindleに対抗するのであれば、包括で書籍のラインナップを整えないと厳しい、というのが基本的な考えです。

そして、ソーシャルリーディングは、読書が好きな人ほど否定的なのもよく分かります。クラウド化の先にある話ですし、時間も掛かるでしょう。どちらかというと、SNSは楽しむけど本は読まない層を、本の世界に誘う機能と言えるかも知れません。

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